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男の子の複雑な

男の子の複雑な

「ナルニア国物語 第二章 カスピアン王子の角笛」を見ていたのですが、なんか色々と考えてしまいました。まず面白いのがピーターとカスピアン10世の対立ですよね。ピーターは一度は大人で王だったのに現実では力ない子どもであることに苛立っています。カスピアンは正当な王位継承者だったのにおじに男の子が生まれたために暗殺されかけ、森に追い込まれ、演説でもって王になろう、とした矢先に現れた伝説の一の王、ピーターが突然現れていきなりリーダーぶりだすのです。ピーターからしてみれば、自分の国に帰ってきたらなんだかしらない若者が王様ぶっている。これはお互い反発を感じないわけにはいきませんね。この二人の反発心が、それぞれ完璧な王ではないということをいくつかの苦い経験と共に学び、同じ経験をする中で消えていきます。これが一つの見どころですよね。

なんというか、この年頃の大人になりかけの男の子は複雑です。女の子の方がもちろん(どの世代であっても)複雑怪奇ですけど、男の子は男の子なりに大変です。

昔、塾の講師のアルバイトをしていたのですが、中学とか高校の思春期の男の子は単純で扱いやすかったですけど同時に彼らなりに面倒くさそうではありました。自分のプライドと理想と、現実の無力さとありあまるエネルギーと、そういうものをうまく処理しきれていないように見えました。ピーターとカスピアンは(フィクションの人ですけど)、環境が複雑なのでよりそれが顕著ですよね。

その点、エドマンドはピーターほどそういう思春期的な悩みがない。これは、エドマンドがピーターより幼いこともありますが、一つには彼が一度大きな過ちを犯したことによると思います。エドマンドは一度、ひどい裏切りをしました。家族や、彼に優しくしてくれた人や、そしてこの世界におけるキリストであるアスランを裏切った。彼の過ちのためにアスランは一度殺された。だから、その経験が彼の深くに沁みこんでいて、ピーターには可哀そうな言い方ですが、ありきたりのジレンマにはふりまわされない。その辺の描き方がうまいなぁと思いました。

ナルニア国物語は原作は子ども向けなので、映画はもう少し幅広い世代が楽しめるように色々とアレンジしているのですけれど、その辺の男の子の気もちの書き方もうまいなぁと思いました。

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学校の体制に感心

来年、息子が通う小学校に見学をしに行った人から聞いた話です。

小学校では、月に一度学校開放日という日が設定されていて、授業参観形式になっていて、見学したい人は誰でも学校の中で授業を見学できるのです。我が家も、長男の入学が来年に控えているので、機会があれば一度その学校開放日に参加してみたいなと思っていました。

私の知人で、子供の教育にはお金も惜しまないし、大変考え方も熱心なお母さんがいます。そのお母さんは、近所の小学校を見学し比べてみて、できることなら気にいった小学校に越境してでも入学させたいと考えているのでした。ですから、どういった点に着目すべきかということも全て調べ済みで、各学校を周り結構な情報を持っていたのです。

その方は、息子が通う予定の小学校も早々と見学されていたので、どういう雰囲気だったか質問しました。すると大変興味深い答えをしてくれました。

一年生のクラスには大体28人くらいの児童がいます。少子化と言われますが、最近二つの小学校が合併したので一学年三クラスあります。

普通小学校は一年生から担任の先生は一人なのですが、その小学校は担任の先生プラス補助の先生が二人常駐でついているというのです。

最近では、小学校でも低学年から学級崩壊を起こすクラスがあるといいます。小学校の低学年でいかにきちっとしつけをするかということが学校側にとっても大きな課題となっているようです。そこで、一年生でしっかりとした生活週間を見につけるべく、能力を惜しんでも人数を多くしてでも、とにかくきちっとした習慣を一年生で過ごさせるという目的で補助の先生をつけているのだそうです。こうした先生方が常にいてくれると、問題児であったり、ちょろちょろと動き回ってしまうような子供も重点的にフォローしてもらえるので、学級崩壊になりにくい環境づくりという意味ではとてもいい試みだということでした。

私も、そんな学校はあまり聴いたことがなかったので、その話が事実だとすれば大変ありがたい制度だなと感心しました。

まだまだ先の話なりますが、おそらく時間はあっという間に過ぎてしまい、あっという間に入学式になってしまうのでしょう。

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